福袋
■福袋とは？
“福袋”は福の神として有名な大黒天さまが打ち出の小槌や米俵と共に抱えている大きな袋のことを“福袋”と呼ぶんだそうです。
福袋の中には何か物が入っているわけではなく、幸運や幸福が入っているのだそうです。
大黒さまは福袋からみなさんに福をわけてくれるありがたい神様です。
福袋はそんな大黒さまの福袋が由来なんです。
■福袋の歴史
現在一般的に福袋と言われているも福袋の起源は諸説ありますが、一番古いもので、老舗百貨店の大丸が江戸時代に端切れなどを袋詰めにして初売りしたのが初めだと言われています。
現在のような福袋は明治40年の松屋(鶴屋呉服店)が福袋の販売を始めたようです。
また明治44年には松坂屋(いとう呉服店)が多可良函(たからばこ)の名前で福袋を販売していたようです。福袋の値段は50銭だったそうです。現在のお金の価値に換算するとだいたい1万円ぐらいでしょうか。
ちなみに海外でも福袋はラッキーバッグやミステリーバッグと呼ばれて販売されているようです。
縁起物でちょっぴり射幸性を煽っているところは変わらないんですね！
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